フロムフリー

6月に入り登場したと思われるキャッシングサイトについて気になる点があるので調べてみることにした。業者の名前は「フロムフリー」と呼称されているサイトである。

何をするにしても最初に調べなければらないのは貸金業の登録番号である。日本で貸金業を行うには国や県から許可をもらわなければならない。貸金業は許可産業なのである。従って許可を得ずにキャッシング行為を行えばそれは違法行為となりすなわち「闇金」と判断されることになる。

そこでまずは会社概要に記載されているであろう貸金業登録番号を調べてみた。
しかしこのサイトの会社概要には貸金業登録番号が記載されていないことがわかる。

会社概要に書かれているのは屋号なのかサイト名なのかわからないフロムフリーという表記である。会社名と書かれているが法人表記がないことから会社ではない。表記について怪しいところがあることが分かってきた。さらに調べてみると記載されている住所だが検索してもそれらしき金融会社がヒットしてこない。

確かに所在地は存在しているのだが口コミ評価等のサイトも無ければ肝心のこのサイトすらもヒットしてこない。これは意図的に検索エンジンに載らないようにしていると考える方が普通である。

さらにサイト名を検索してみると同じように闇金業者を告知している多くブログサイトがヒットしてくる。これは典型的な闇金サイトの流れである。

そろそろ結論を申し上げるが当サイトではこの「フロムフリー」を極めて違法性の高いキャッシングサイトとして認識するしか無い。

トップページにデカデカと表記されている他社様NGの方でもご相談くださいといった誰にでも貸付を行っている可能表記も一般的な消費者金融会社では行わない。広告として展開する多くのブログサイトやツイッター等においても誰にでも貸付が出来るかのようなアオリ文言での集客を認めていないである。

その中にあってこのような強烈なアオリ文言を堂々とサイト上に展開しているのは多くの闇金サイトと同じである。貸金業登録番号を記載せず、住所もあやふやである以上、まっとうな金融会社と評するのは難しいのだがさらに驚くべきことが発覚した。このサイトのデザインだが、過去に多くのヤミ金サイトが使ってきたデザインと非常に告知している点である。昨今のヤミ金は摘発が早いため丁寧にサイトを作りこむことなどしないのだがそれにしても告知している。そのうちのいくつかを下記しておくので確認してもらいたい。

・キョウエイ

どちらも似ているというよりもコピーして細部だけ変更したかのようである。こうした事は闇金サイトにおいて良くあることである。

このように過去のデザインや住所などを複合的に検索することで闇金の可能性を追求していくのであるがそれにはノウハウが不可欠になってくる。

次に申込ページを調べてみたがやはりおかしな点が発見された。申込ページのトップに表記されている文章に着目した。

携帯電話料金未納の方はお申込み出来ません。

これは闇金サイトでも携帯電話契約詐欺の手口をつかう業者のサイトでよく見かける文章である。携帯電話をだまし取り転売することを目的としている業者にとって携帯電話がローンで買えない申込客は必要ないということなのである。

携帯電話が買えない申込客だとして広告代理店には一定の紹介料金を支払わなければならないので広告費を無駄にすることを嫌っていることがうかがえる。相手がどのような発言をしたとして転売目的で携帯電話を購入する、させる行為は違法性があると認識していただきたい。

携帯電話会社は転売目的としての電話契約を認めていない。それを破れば携帯電話会社との間にかわされた契約に違反することになる。これについては警視庁のホームページでも確認が出来るので気になる方はこちらを参照してもらいたい。

さらにいえば「同時エントリー」という個人情報を別のヤミ金に転売してしまうシステムまで組み込まれている。これはある広告代理店が好んで使っている手法でありその代理店が扱っている広告は全て闇金である可能性が高い。

申込をしてしまった方はただちに対策に入る必要があると考えます。

ヤミ金被害の無料相談

特に「勤務先」「勤務先電話番号」のどちらかを教えてしまっている場合、両方とも教えてしまっている方については緊急性を要する。
ヤミ金はその気になれば会社にも平気で電話をかけてくるからである。他人を巻き込み迷惑をかけ続けることで本人が自分たちの意志に従うように誘導するからである。

お金を借りていないから追い込みはされない。と勘違いしている方が多いことに驚きを隠せないがこの場で改めて説明しておきたい。
今のヤミ金業者はお金を貸してはいないのである。

その点では「振り込め詐欺」等に近いと言える。

「お金を借りたければ私たちの言うことに従ってください」と持ちかけ実際には銀行口座をだまし取ったり、携帯電話をだまし取るといった行為を行っているのである。
以前は押し貸し詐欺等も存在していたが現在では稀有な存在になってしまっている。

現在のヤミ金は携帯電話をだまし取るか銀行口座をだまし取るのである。

申込をしてしまっている場合は出来るだけ速やかに問題解決の行動を起こさなければ危険である。相手から電話がかかってきたら反論せず相手の話を聞き流し相手の話を理解しているフリをして電話を切ってください。

その後、下記の無料相談できるヤミ金被害救済番号までお電話ください。専門のスタッフがあなたの状況を確認しながらヤミ金問題の解決にアドバイスをさせていただきます。

無料の被害相談受付中
0120-629-022

【業者の詳細】

【タイプ/手口】

貸金業番号未取得

【金融サイト画像】

フロムフリー

【会社概要】

サイト フロムフリー
会社名 記載なし
担当者 記載なし
所在地 東京都千代田区内神田3-7-5
貸金番号 記載なし
協会番号 記載なし
電話
メール
URL tp://fine-spice.com/M5jHA/form.php/s=

被害相談受付中
0120-629-022