強運堂

先日、2021/2/26に北海道旭川中央警察署が日本強運堂の代表取締役以下5名を逮捕しました。

 

被害者の数は1200人以上とされており、被害金は1億円を超えていると報道されました。

 

すでに当事務所でも記載した通り強運堂はgoogleの検索エンジン広告を使っていることに警鐘を鳴らしていましたがNHKの給料ファクタリングでも同様の指摘をしています。

 

七福神と同様に強運堂においても返金訴訟が行われる可能性がありますので利用者さんに置かれましては当時の契約書、振込先銀行口座などを保管しておくようにしてください。

 

googleが提供している検索ワード広告にて宣伝を確認できた給料ファクタリングサイトが強運堂です。

金融庁より給料ファクタリングは貸金業との見解が発表され、裁判所は争っていた給料ファクタリング業者に対して貸金業法、出資法違反で契約は無効と判断しました。

このことから貸金業登録を行っていない給料ファクタリング、法廷内利息を超える年利での貸付(手数料は金利相当)を行っている業者による被害者の増加を懸念し、無料相談の提供を開始いたしました。

ヤミ金と同じ手口を使って勤務先への執拗な返済連絡、緊急連絡先への過激な発言等はソフト闇金と代わらない被害となってきております。

業者を利用した結果、会社に電話をされてしまったり、緊急連絡先として複数の個人電話番号を本人の了承を得ずに提供した結果、業者から取り立てと見まがうような電話が入ってしまっている場合はすぐに下記、相談員直通ダイヤルまでご連絡をお願いいたします。

また給料ファクタリングのビジネスモデルが貸金業に値する裁判結果が出ていることから返金交渉等についても承っております。

すでに返済を済ませてしまっている被害者さんにおかれましても返金の可能性があります。

気になる方はお手すきの際に以下、無料相談までお電話ください。

0120-629-022

強運堂の運営者情報の検証

給料ファクタリング業者がヤミ金化してきていることを憂慮し当事務所では業者について運営者の検証を行っております。

裁判所の判決に基づき貸金業登録の有無、そして運営会社情報に虚偽が無いかを慎重に確認致します。

【1】貸金業登録番号

商号・名称について以下、確認いたしました。

強運堂
きょううんどう
キョウウンドウ

サイト上には漢字表記しかありませんが、ひらがな、カタカナでも確認を行いましたところいずれにおいても登録貸金業者として確認することが出来ませんでした。

そこで電話番号による確認を行いました。

0363031588

調査する場合は「-」を抜いた電話番号で調べますので上記表記で確認しております。
ご自身で確認される場合は上記をコピーしてください。

結果は該当業者ナシとなりました。

会社概要には代表者名が書かれておらず、調査は2つの記載情報で行いました。
しかし。どちらの情報においても貸金業登録を確認することはできませんでした。

【2】運営会社の法人番号

強運堂は個人情報の取扱いの記述にて「当社」という表現を使っています。また企業とも記載されていることから法人であると主張しています。

ところが運営会社表記には株式会社表記も無ければ合同会社表記もありません。
そこで当社と記載されていることを加味し国税庁における法人番号検索で登記確認をする必要があります。

以下の情報にて確認を行いました。

強運堂
きょううんどう
キョウウンドウ

強運堂では2件の企業が該当いたしました。ひらがな、カタカナでは該当企業はありませんでした。

1件は東京都ではありませんの除外となります。もう1つは東京にて登記されておりますが当該サイト上に記載されている住所と異なっているため別会社であることがわかります。

この事から強運堂は法人として法人番号を取得した業者ではない可能性が高まります。

念の為、住所で調べたところ奇妙な事実がわかりました。

該当する法人番号は118件もありました。そして全てが以下の住所なのです。

東京都渋谷区桜丘町17-12渋谷ジョンソンビル401

ビルの大きさから考えて401号室に118社も入居出来るとは考えられません。

バーチャルオフィスや登記設定するためだけに存在している部屋と考えることができます。

この中に強運堂の本体会社が入居している可能性はあります。

強運堂の手数料は合法か?

サイト上には明確な手数料料率が記載されておりませんでした。

しかしながらサイトには例として10%の手数料で買い取りを行っていると思われる記述があります。

ところが口コミ情報などを丁寧にまとめていくと業者の実質的な手数料は10%ではなく45%前後であることが分かってきました。

前後と言うのは申し込みをした方の状況により手数料が可変している可能性があるからです。

そこで平均的な手数料率を45%としさらに、返済までの期間を15日設定として年利計算をします。
借入額も平均的である3万円としております。

手数料45%
返済期間:15日
借入額:3万円

※ただし、額面上であり実際に振り込まれる金額は16,500円となり、元本は振込まれた金額で計算しています。

するとこの業者が設定している手数料を年率として計算すると1991%となります。

利息制限法では上限金利を20%と定めておりますから違法となります。
また出資法で定める109.5%を超えておりますので契約自体が無効となります。

これは先の裁判でも同様の判決が出ております。

強運堂被害の無料相談

現在、強運堂から給料ファクタリングという名前で借入れをしている場合は契約が無効となる可能性がありますので、実質的な金利がいくらになっているのかを確認する必要があります。

出資法をこえた金利で契約を結んでいる場合は契約無効を主張することができます。

返済について会社や緊急連絡先に取立電話が掛かる可能性、この業者については口コミにより自宅までやってくる可能性が否定出来ません。

どちらも貸金業として違法性が問われ刑事事案となりますので危険を感じている方は無料相談までお電話ください。

ヤミ金業者との長年にわたる交渉によるノウハウを持っている専門スタッフが無料相談で給料ファクタリング被害について丁寧にアドバイスを行っております。

時間によってはつながりにくいこともありますが午前中、お昼休み、午後6時以降であれば比較的つながりますのでお手すきの際にお電話をご検討ください。

【業者の詳細】

【タイプ/手口】

ソフトヤミ金

【金融サイト画像】

強運堂

【会社概要】

サイト 強運堂
会社名 記載なし
担当者 記載なし
所在地 東京都渋谷区桜丘町17-12
貸金番号 記載なし
協会番号 記載なし
電話 03-6303-1588
メール
ドメイン 2019-05-28
更新日 2020-06-01
URL https://kyoun.jp/