【無料相談受付中】バルーン被害者のみなさまへ

バルーン

コロナウイルスが騒がれはじめた2020年に登場したソフトヤミ金であるバルーン。珍しく会社情報のページがあることからまず確認を致しました。

特商法に照らし合わせれば会社であれば法人名、責任者名、住所、固定電話番号、貸金業登録番号など必要最低情報が記載されていなければ違反となります。

責任者名は確認出来ましたが法人名がありません。サイト名と法人名は異なっているのですがサイト名を会社名として記載しています、これは法人ではありません。法人格が記載されておりません。

奇妙なのは法人ではないにもかかわら資本金3770万円等と記載されている点です。法人登記されていないのに資本金が書かれていることなどあり得ません。

こうした知識が無いまま見よう見まねで会社概要を作っていることがわかります。

そして肝心の住所や貸金業登録番号、固定電話の番号等は書かれていませんでした。

気になる記述は他にもありました。利用規約違反についてのページです。ここは引用したいと思います。

ブラックリストに登録された場合、個人情報をソフト闇金協会に開示致します。

その場合、弊社のサービスを含め、他ソフト闇金も今後一切ご利用いただけなくなります。

以前よりソフトヤミ金業界全体で情報共有しているとのうわさがありました。Aという金融で未払いを起こすとBの金融で貸付を受け付けないことが確認されたからです。

しかしこの記載により無登録業者も一般の消費者金融と同様に個人情報を集める信用機関のようなプログラムを持っていることが明らかになりました。

現在、個人情報には取扱いについて法律が存在しています。この記述により出資法違反、利息制限法違反、犯罪収益移転防止法違反といった数々の法律違反にプラスして個人情報取扱いについても違反している可能性があることがわかりました。

設定している利息は以下です。一般的なソフトヤミ金と同じです。

1週間：20%┃10日間30%

※ただし手数料として3000円が必要

さらに利息先引き、手数料先引きですから元本は振り込まれ額となります。今回は1万円で利息を計算してみましょう。

7日返済の月利計算：5214％
10日返済の月利計算：4380％

ものすごい金利になっていることがわかります。ホームページに書かれている金利はあくまでも1週間での金利であることがこれで理解出来ます。

30万円などの融資もしていると公言しているバルーンですが実際にはそこまでの融資は行っていないでしょう。

ヤミ金業者が10万円単位の融資をするなど昭和の時代だけです。令和も2年になった今、5万円を超えた融資を行っている高利貸などほぼ存在しません。

そこで現実的な金額で計算を立ててみました。

元本：5,000円/7日、4,000円/10日

7日返済の返済額：265,700円
10日返済の返済額：179,200円

バルーンはまだ出来たばかりの金融であることはすでにご報告いたしました。ドメイン取得日やドメイン管理会社が判明しましたが被害に遭われていることとは別問題なのでココでは割愛いたします。

現在、バルーンから借金をしている方はその返済を停止してすぐに当事務所が開設している被害者相談ダイヤルまでお電話ください。

相手が教えてくる銀行口座は犯罪利用です。その口座に返済をしていることで被害者さんの銀行口座が凍結される可能性があるためです。

銀行の口座は思っているよりも厳しい判断をされます。

犯罪グループと関わったことが判明したり、犯収法に抵触している可能性がわかると銀行は利用停止手続を取ります。そして実質的に犯罪と関わった口座を再利用させることも現時点ではしていません。

また新規口座の開設についても二の足を踏んでいます。

つまり、ヤミ金からお金を借りたことで銀行の新規口座開設がNGになり、既存の口座も全銀行凍結される恐れがあるのです。

バルーンに限らず、ヤミ金からお金を借りている方はこのことを忘れないようにしてください。

当事務所はこうした社会的な問題についてもしっかりとアドバイスしておりますのでお気軽にご相談ください。

【タイプ/手口】

ソフトヤミ金

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