ベル/Bell(後払い/ツケ払い)
古物商許可証を取得せずに営業することに問題が多発しているため、後払い現金化サイトがまた増えてきております。
そのような状況の中、新サイトが登場しました。
問題として以下が挙げられます。
・貸金業登録が確認できない
・運営者表記が不十分であり特商法に抵触する可能性がある
・実質的には超高金利のヤミ金である
ベルのビジネスモデルについてご説明します。
まず、申し込みをすると与信として勤務先などをヒアリングされ商品販売に関して契約締結のための面接があります。
その後、FXプログラムを販売し、宣伝協力費名目で先にお金が振り込まれます。
最大1か月の間に商品代金を支払う必要があります。
商品購入になぜ勤務先情報や過去の借金履歴が必要になるのかと疑問に思われるかもしれません。
それが、ヤミ金と判断される理由の1つです。
ただ、サイトを一見すると通常のインターネットビジネスに思えますので知らずに申し込みし被害に発展しています。
ここで重要なことは、宣伝協力費と呼称しておりますが実際には貸付です。そして、商品代金については返済です。
以下のような図式となります。
宣伝協力費(貸付):
15,000円
商品代金(返済):
30,000円
差額:
15,000円
差額が業者の利益となり「金利」と見なされる可能性があります。
この場合、最大30日で倍返しとなりますので年利は1217%となります。
ただし、給料日返済ですから借り入れが返済日の1週間前であれば年利は5214%にもなります。
過去に同様の手口で摘発された業者があり、ヤミ金の新しい手口としてニュース報道されていますので詳細を確認されたい方は以下をクリックしてください。
年利2400%、ヤミ金の新たな手口「後払い現金化」が横行…コロナ困窮者を狙う
後払い現金化の被害に関してはこれまでにも数多くの被害者さんから和解交渉の依頼をいただき当事務所で交渉にあたってきた実績があります。
被害相談は無料で行っており、メールもしくは電話により窓口を設置しております。
気になる方や、業者への返済義務に関して疑問がある方はお手数ですが以下の相談窓口までお問い合わせください。
メール問合せ
ウイズユー司法書士事務所
メール問合せ(女性専用)
ヤミ金レスキュー
ベル/Bellの運営者情報の検証
【1】貸金業登録番号
後払い現金化や給料ファクタリングは過去に貸金業法違反および出資法違反で摘発されています。
当事務所でも更新情報を記事として掲載しております。
詳しくは以下をご参照願います。
サービスを提供するにあたり貸金業登録が必要であるにも関わらず、金融庁に貸金業登録をせずに営業しヤミ金業を行ったと警察が判断したことになります。
ベルについてサイトを確認しましたが貸金業登録番号の表記が無く、金融庁の登録貸金業者情報検索ページにおいて、ベルおよび電話番号で登録確認を行いましたが登録実態はありませんでした。
このことからベルは貸金業登録をせずに後払い現金化ビジネスを行っていることがわかります。
ヤミ金として摘発対象になる可能性があることを意味します。
【2】運営会社の法人番号
会社概要ページは存在せず、運営者の表記が確認できませんでした。
また特定商取引に基づく表記ページにも業者の運営詳細が記載されていませんでした。
業者は運営者を特定されることを嫌っていると考えられます。このような手法は過去のヤミ金と同じであり特殊詐欺などで摘発された悪質サイトとも同じであるといえます。
証跡として業者が表記している運営者情報を以下します。
ベル/Bellの手数料は合法か?
登場して間もないサイトであるため再契約に関しては調査中となります。
ただし初回は振込と支払いに関する比率はほぼ倍であることから倍返しのビジネスモデルであることがわかります。
ベル/Bell被害の無料相談
実態がヤミ金と変わらない後払い現金化は未だに被害相談が多く、ソフト闇金などよりも高い金利により社会生活が崩壊してしまった被害者さんが多発しております。
また、支払いができなくなってしまった結果、業者が勤務先に電話をかけてきてまるで借金の返済をしていないかのような発言をすることで会社での地位が下落してしまう事態も発生しております。
最悪の場合、配置展開という名目で通うことが出来ないような支店に転勤になってしまったり、上司からやんわりと反社会組織に関係していることを指摘され自己都合退社を促される事態も発生しております。
また、業者が指定した個人口座に支払いをしたつもりが実際には別の被害者さんへの宣伝協力費になっていたことにより被害者さんの銀行口座が凍結されるといったヤミ金手口(客振り)の被害も発生しております。
これらはすべて過去の後払い現金化で実際に発生している被害であり、銀行口座凍結は最悪の場合、新規口座の開設ができなくなるだけではなく、保有しているすべての銀行口座が強制解約になり結果として銀行口座を1つも持つことが出来ない事態にまで発展します。
ベルを含む後払い現金化サイト、先払い買取サイトを利用していると上記のような被害に直面する可能性があります。
当事務所ではこうした被害について無料相談を開設しております。
気になる方はお気軽に以下、相談窓口までお問合せ願います。
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ヤミ金レスキュー
【業者の詳細】
【タイプ/手口】
先払い買い取り
【金融サイト画像】
【会社概要】
サイト | ベル/Bell |
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会社名 | 記載なし |
代表者 | 記載なし |
所在地 | 東京都渋谷区円山町6-7 |
貸金番号 | 記載なし |
協会番号 | 記載なし |
電話 | 03-3525-7288 |
メール | info@bell-fx.com |
ドメイン | 2022/3/18 |
更新日 | 2022/3/18 |
URL | https://bell-fx.com/ |